マンガ&アニメ部掲示板

録り貯めてた『アニメ・三月のライオン』を観て感じたこと

この掲示板、初めて利用させていただきます。今日はこっちの方がいいのかなと。

...将棋のことはサッパリわからなくても、桐山くんを取り巻く人々の心模様にぐいぐい引き込まれる人気の【三月のライオン】。川本三姉妹の次女・中3のひなちゃんは、イジメで転校してしまった幼なじみのちほちゃんをかばったことで、新たなイジメのターゲットになってしまいます。そこからは分かりやすい構図→VSイジメの首謀者+多勢傍観者+踏み込まない教師陣...。

実は元々コミックから大ファンだったハタチのウチの娘。小中高と、このひなちゃんとまさに似た状況でした。ボロボロの心を引きずりながら帰るなり玄関先で「もういやだ!学校に行きたくない!!」と泣き崩れた日も...。

アニメの中で、ちほちゃんと一緒にいると自分もいじめられるのに決して離れなかったこと、それについてひなちゃんは泣きながらこう叫びます。
「後悔なんかしちゃダメだ!私がしたことは絶対間違ってなんか、ない!!!」

これを聞いて、当時の娘の言葉を思い出しました。我が子を案じるあまり、関わらない方がいいんじゃない?とバカな助言をしてしまったバカな母にグチャグチャに泣きながら娘は言いました。
「いじめた側の横でヘラヘラ笑ってるぐらいなら、ひとりでいた方がいい!」

あの時初めて、ウチの娘は、もうとっくに、親が思うよりよっぽど強いんだって知りました。そして、絶対不可能なんだけど、わかってるんだけど、それでもあのとき浮かばなかった"ひとつの言葉"を、今だったら薄い毛布のようにそっとかけてあげられたのかなぁって思います。でもきっと、最初の一文字目を口にしたとたん、照れ臭ささといい子に育った嬉しさで号泣しちゃって、何言ってんだかサッパリわかんなかっただろうけど(苦笑)。

『お母さんがアンタの同級生だったら、ずっと隣にいたのになぁ』

cyndi

女性/56歳/東京都/NICO Touches the Walls専任広報部長(無認可)
2017-12-04 15:57

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