社員掲示板
みんなで渡れば怖くない
【 スウェーデンとフィンランドがNATOに加盟申請 】
というニュースが入ってきました。
ロシアに隣接し、政治的にも軍事的にもロシアとの関係を悪くできなかった両国。
今まではロシアとNATOの間の “緩衝地帯国” として中立の立場を取っていましたが、ウクライナの現状を見て、危機感をもったのか、NATO側に付こうと舵を切ったようです。
ウクライナ侵攻の最大の要因が『ウクライナのNATO加盟阻止』であったことを思えば、今回のニュースによって両国にロシアがちょっかいを出してくる危険性もありますが、それ以上にプーチン政権に対する危機感が勝るということでしょう。
一方では、かつてソ連崩壊のバタバタのタイミングで、上手くNATOに加盟してしまったバルト三国のように、ウクライナ相手にロシアが苦戦している今なら、ちょっかい出されることもあるまい、という計算もあるようです。
NATOに加盟すれば32カ国の大連合です。
加盟国すべての軍事力を合わせれば、ロシア一国など比でもありません。アイスランドやノルウーなど他の北欧の仲良しさんと足並みが揃います。まず、ちょっかい出されることはないでしょう。
これぞ、まさに [ 集団的自衛権 ](・∀・)
気の毒なのはウクライナ…
NATO加盟の条件の一つは「戦争や紛争がないこと」
ゼレンスキー大統領が頑張れば特例はあるかもしれませんが、対ロシア戦に巻き込まれたくない各国はウクライナの加盟を認めたくとも認められないでしょう。
日本の将来をどちらに見るか。
学ぶべき教訓があるように思います。
そういえば、我が国には昔から「集団的自衛権の行使は戦争に巻き込まれる危険がある」と論陣を張る政党や論者がいますが、最近は静かですね。
今こそスウェーデンとフィンランドに対する彼らの意見を聞きたいのだか(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2022-04-17 02:09