月並みですが……
就職を控えたウチの子供に送った言葉です
「就職というのは月並みな言い方ですが、結婚と一緒で相性がお互いにあるかどうかで決まるものです
どんなに優秀な頭脳を持っていてもそれが活かされないと取る側が判断すれば採用はありません
それが筆記試験以外を用いている大きな理由なのです
いわゆる適材適所というやつですね
「結婚みたいなもの」というありきたりな言い方なのですが私はこの言葉は非常に適していると最近よく思います
自分が望むもの、相手が必要と思うもの、その両方が重なり合えばお互いに幸せな結果になるのは間違いありません
もし、自分が思っていても相手から良くない返事をもらったとしてもそれに対して落ち込む必要は全くありません
どこかで必ず自分を必要としているところがあるはずなのです
こういうことがあるからこそ人生は面白い
だからこそ早くから準備をして万全の態勢で臨んで欲しかったのです
今のところはそれが良い方に向かっている感じはします
妥協することなく、かつ、無理な高望みはせず、自分をしっかりと分析して就職活動に臨んで欲しいと思います
忘れてはならないのは、自分の熱意だけに傾倒せず、相手の熱意も同じように十分汲み取ること
それがお互いの最良の結果でもあるし、新しい一歩を踏み出す上で最高の環境を整えられたことにもなります」
早朝トレーニー
男性/57歳/神奈川県/国の使用人
2019-02-12 05:44