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今年節目の50本目は『あん』を鑑賞

樹木希林演じる徳江と、永瀬正敏演じる千太郎の心の交流を主に「生」を描いた作品「あん」の材料は小豆、砂糖、水飴などいたってシンプル、必要なのは真心であり、その味は手間暇をかけ深い味となる。
映画はその「あん」が出逢い、繋がりのきっかけとなり、春から次の春までの移り行く季節に生きることを重ね描いていく。
出逢いという芽吹きに始まり、喜び溢れる新緑の初夏、やりきれない思いに苦悩する葉が散りゆく秋、後悔、自暴自棄、焦燥感に包まれる冬、徳江がたとったであろう生きる意味、生きようとした思い、そして辿り着いたその答えが千太郎を未来への想いに導く。春夏秋冬そして春、亡き人への想いを、感謝を証とし桜が咲き誇る春を迎える。劇中の台詞より『わたしたちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくてもわたしたちは、わたしたちには 生きる意味が、あるのよ』

ムーンライズキングダム

男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-06-14 23:15

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前作『そして、父になる』に引き続き撮影は瀧本幹也さんが担当、写真家から始まった自身のキャリアをいかした上品な映像でした。そして、ロケ地の鎌倉をしっかり活かしました。

ムーンライズキングダム

男性/46歳/千葉県/Come live with me ~共に生きよう~
2015-06-15 00:17

今年だけで50本ですか。頭が下がります。何かしらキングダムさんの血肉になってるでしょうね。自分は本派なのですが、最近あまり読んでないので、ボチボチ読んでいこうと思いました。

川越エース

男性/41歳/埼玉県/機能訓練指導員
2015-06-15 00:45