お出かけ案件2

チンパンジーの自動販売機は、人類の対人関係を映しているようで悲しいです。
チンパージー敷地にジュースの自動販売機があり、おもちゃのコインを入れると野菜ジュースがでます。この「コインを入れてジュースを取る」という作業ができるのは、群れの階級が低い体が小さい個体が行うことができます。これは人間でも、4歳ぐらいの子どがなんとかできる作業です。チンパンジーは相当練習をしたと思います。若く階級の低い個体が練習しやっと手に入れた野菜ジュースを、若い個体が独占できるのかな？と、思ってみてみると、階級の高い体の大きな個体が、自動販売機のジュース取り出し口に手を伸ばし、出てきたジュースを飲み干すのです。若い個体は抵抗するも、階級に逆らうことができず、ひたすら階級の高い個体のために、コインを自動販売機に入れ続けるのです。まるで、部下の仕事の手柄をかっさらう上司に文句も言えず、ひたすら仕事をこなす若いサラリーマンのように・・・　このチンパンジーの自動販売機を見るたびに心が痛みます。ぜひ、世の奥様、子供に、この自動販売機を見ていただき、世のお父さんが昼間　どんなに頑張っているか、確認してほしいです。

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