本日の案件

皆さん、お疲れ様です。

高校生の頃、新聞配達のアルバイトをしていました。
朝早く起きて、自転車の前後のかご一杯に新聞を積んで配っていました。

雨の日も嵐の日も雪の日も毎朝で、特に灰が降る日の配達は最悪でした。
マスクをすることによって呼吸が苦しいですし、滑ってしまうからです。
何度か、滑って灰の降り積もった地面にキスをしてしまったこともありました。

冬の寒い朝は吐く息も白いのですが、終わる頃には汗だくで身体中から湯気が出てオーラをまとったみたいでした。

ポストの前で新聞を待つ方との交流も割とありました。
皆さん感謝の言葉と挨拶をしてくださいました。
美しい奥様からバレンタインチョコをもらったこともありました。

配達が終わる頃にちょうど朝日が昇ってきて、丘の上まで上ったものです。
朝焼けに染まる町を見下ろす充実感といったらなかったです。

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