娘からの下克上
日曜、主人の誕生日でした。
メガネ型ケーキ、牛型ケーキ、三十三型ケーキ、色々考えていたら娘から声がかかりました。
娘「母上、申したき議がございます。」
ニャ「なんじゃ。申してみよ」
娘「殿の誕生日ケーキ、某が作りたき候」
ニャ「なんと。お主もしやクサいなどと書く気ではないのか」
娘「滅相もない。何やら母上が悩んでおられるようなので、ココはケーキ屋を目指す某の出番ではないかと思いまして。如何でございましょうか。」
ニャ「うーむ…。確かに我が作るのは数十年作り続けマンネリ化しておる。ココで新しい風を呼び込むのも手かもしれん。して、どのようなケーキを作るというのか。」
娘「それは出来てからのお楽しみにしていただきましょう。では早速クッキーやスポンジ生地など次のものを用意してくだされ」
ニャ「あいわかった。お主の心ゆくままやってみるがよい。」
娘「ははぁっ!」
………
娘「出来ましてにござりまする!」
ニャ「おお!…コレは…えっと……太○の塔ケーキかの?」
娘「○陽の塔と何のことにござりましょう?コレは3Dお父さんケーキにござりまする!どや!!」
ニャ「………芸術は爆発だぁ……」
主人にはバカウケでした。
結果オーライ、なのかな?
ニャン太
女性/40歳/島根県/ペーター
2017-12-11 12:50