本日の案件
皆様お疲れ様です。
辛かったある日の仕事について。
今から17年前、24時間開いている保育所の夜のアルバイトとして22時から朝の7時まで働いておりました。夜中や休日はお預かりのこどもの人数が少ない為、保育士はわたしのみでした。次の日の朝、交代の先生がいつまで待っても来ません。
主任に電話をすると、夜まで一人で頑張れる?とのこと。真面目だった私は受け入れてしまいました。しかし、良く考えてみれば、自分の食料はありません。先生用のアップルティーと水をおなかがすくと口にしながら時を過ごしました。
子供がお昼寝をしたり、お迎えが来てしまうと私は部屋に一人きり。ただ、保育所自体は24時間受付でしたので開けておかなくてはなりません。
小さな保育所でしたので、工作などの仕事もなく、なにもすることがないと言う時間がありすぎて、トイレ、水を飲むの繰り返し。
子供達のおやつが倉庫にありましたので分けてもらえば良かったのですが、主任に電話をして断るのも賤しい気がしてそれも出来ず。疲れはてて、意識朦朧。気付くとぼーっとして部屋をぐるぐると周り続けてしまいます。
アッと思ってやめてもまたぐるぐると歩いてしまいます。
食物もない、テレビもない、一人暮らしをしていたので家族に助けも求められない。
結局解放されたのは夜の7時。計、21時間保育所内に居ました。真面目人間で遠慮ばかりする性格がわざわいした地獄の1日でした。
ウンババ
女性/48歳/神奈川県/会社員
2017-12-14 18:43