スカロケ小説第十三話
「さて、これからどうしましょう?」
おクンが誰にともなくつぶやく。
「どうするって、探検でもする?」
G党球児がそう言ってから、小石を拾って泉に投げた。小石は泉の水面をトントンと滑っていく。
「探検か!」
ハル君のパパも小石を拾って泉に投げた。その時、泉がざわざわと波打ったかと思ったら、水の中から水色の衣を着て、長い杖を持った女性が現れた。
「泉に小石を投げたのは誰ですか?」
「あー!秘書だ!」
ゆず茶が声を上げた。
「「「えーっ!」」」
社員たちがいっせいに驚きの声を上げた。
ただいま!病院から帰ってきました、楓希です。ホントは一晩泊まれって言われたけど、明日、仕事休めないので退院してきちゃいました。 楓希 女性/27/東京都 鬱/ふき/Twitterに移転統合
お帰りなさい!心配してました。 ケーキ
カリン
女性/59歳/埼玉県/小説家見習い「帰って来たスカロケ小説」更新中
2014-08-15 18:10