ところが、そのコンビニに向かうための信号が渋滞して混雑している様子でした。
僕のニョーイはもう限界でした。

「出せー！こっから早く出せー！」

オスイッコ達の声なき声が圧力として襲ってきます。

ーそうだ！ラジオでも流して気を紛らわそう！

そう思ってラジオのヴォリュームを上げると、軽快なトークとエピソードが笑いを誘います。

…やめて。今は笑かさないで！

僕はラジオのヴォリュームを絞りました。
そして、僕の目の前で信号は無情にも赤に変わったのです。
それはまるで僕の敗北を宣言する旗のように、巡る血のように深紅に輝いて僕の前に立ち塞がったのです。

もはやこれまでかと思った時に、左折できる路地を見つけました。
僕は夢中でハンドルを切って路地へ車を走らせ、路肩に止めました。

外に出ようかと思いましたが、薄暗い中に数人の往来が見えました。
そこで僕は気付きました。

空のペットボトルの存在に。

僕はシートベルトを外してやや中腰の姿勢をとりました。
そして、社会の窓からトゥインクルを出してペットボトルの口に…入れようとしましたが入りません。
さすがに先端をカバーするだけでは心細さがありました。

そこで、もう一方の空のペットボトルのふたを開けてみると、なんとやや飲み口が広いものではありませんか！
「ありがとう。海外の水のペットボトルよ！！」

僕は感謝してトゥインクルを何とか少しねじ込んでホーニョーしました。
プシュッと炭酸が弾けたような音がして、ペットボトルにはどんどんオスイッコがたまっていきます。

嗚呼、まるで工場で見るボトル詰めのようだな…
そう思いました。

続く

2

清涼飲料水を製造する工場は、このように自動でボトルに飲料がたまっていく…ってあれ？
…ヤバくない！？
ボトルの容量に対して僕のニョーイの方が上回る勢いです。

そうだ！さっきのもう一本のペットボトル！
我ながら何と機転がきいてるのでしょう。
僕はペットボトルが溢れる寸前で器用にペットボトルをチェンジしました。

全てが終わって、僕はホッとため息をつく暇もなく、ペットボトルの中身を排水口に廃棄し、アルコールティッシュで手を拭きました。
そこで気付いたのです！
ズボンが生暖かいことに…。

…な…なんじゃあ！こりゃあ！！…

…数分後、僕は松田優作ばりの渋く気取った表情でコンビニの駐車場にいました。
意を決してゴミ箱にペットボトルを捨ててコンビニに入りました。

もちろん、「あー、水こぼしちゃったなぁ」と聞こえよがしに言いながら、です。

そして、トイレをお借りしてズボンをもみ洗いした後に、ハンドドライヤーの風の力を借りてそれを乾かしました。

男38歳。
初めての経験。

完

2

エリーちゃん私はお腹いたくなったと同時にバスが来て、ずっと赤信号で気絶しそうだったよ(´；ω；`)

1

軍師殿、拙者はキャパを越えて飲み過ぎた夜は、いい歳して未だにオネショしちゃいます。
拙者から比べれば、軍師殿はまだまだ大丈夫でござる。(^3^)

1

エリーさん、こんばんは♬

わーーーおーーーー( ॢꈍ૩ꈍ)
文章半ばで大体お察ししましたが、やはりそうなりましたか（笑）
ペットボトルがあって良かったですね。
しかも広口でーーー！！♪！！

1

口の広めの缶コーヒーとかもいけまっせ…‼
兄さん(*￣ー￣)ﾆﾔﾘ

ちなみに、街道沿いの中央分離帯に落ちているやたらに中身が茶色いペットボトルは、ほとんどヤツです。お気をつけください…‼(笑)

1

お疲れ様です。（笑）

昔検査入院して検査を受けて病棟ベッドへ戻ったとき、既に膀胱は満杯でした。そこから9時間は動いてはいけないので、若い新人の看護師さんが「尿瓶で取るから大丈夫ですよ〜‼️」と言ってくれて準備をしてくれました。

そして、気持ち良くゲートオープンして放水開始しました。

検査後は水分を取って出さなくてはいけないので結構水を飲んでいた事と少し検査に時間を要したので、まあ放水の勢いが止まらないこと…

最初はたくさん出ますね〜とにこやかだった看護師さんの顔がだんだん真剣味を増して来て、最後は尿瓶の後ろの方をベッドに押しつけるように傾けて、尿瓶から溢れる直前で出しつくしました。

手を離すことも尿瓶を動かすこともできなくなった新人看護師さんが廊下を通った先輩の看護師さんに声をかけたところ「何やってんの？途中で止めて貰って変えれば良いじゃない‼️」と要指導が入りました。

二人掛かりでこぼさずに尿瓶を取って、新人看護師さんはなみなみいっぱいの液体を捨てに行き、私は翌朝までおしっこを我慢して歩いてトイレに行けるようになってからしようと水分補給を勝手に制限しました（笑）

1

水にはオレもこだわってます。

というかお気に入りの水があります。

家でも会社でもスポーツ中でも同じ水。

特別な水じゃなく普通に市販のものだけどなんかこれじゃないとっていう。

唯一飲めない水もあります。

水なのに味違うのはわかるなあ。

1

まさかとは思ったけどΣ(*ﾟДﾟ*)

期待を裏切らない！！

さすが、エリーちゃん！！

1

いやぁ、大したもんだ。

その昔、携帯なんぞ無かった頃（いや、忍者部隊月光が使ってた無線機みたいな携帯はあったかな…）、中央道の大渋滞に捕まって、甲府まで９時間かかった時に親父が同じ様な状態で、広口の麦茶か何か入れてた瓶にしようとして…後部座席の上、当時のRVRは立て膝すれば直立姿勢になれたにもかかわらず…「出ねえもんだな」と苦労してましたわ(笑)

1

稲葉ちゃん☆
公共交通機関があまり得意でない僕からすると、急に襲ってくるフクツーとかニョーイとか、本当に皆さんどうされているんでしょうか？(何とかなったりならなかったりしてるのでしょうが…)
なるべく車かバイクか徒歩かタクシーで、車内にトイレのない交通機関は回避したいです。
あと、飛行機のシートベルト着用時のニョーイとか、本当に辛いですよね。。。ビール飲み過ぎは要注意です。

1

さなぎ先生☆
なんと！勇気あるカミングアウト、ありがとうございます。
リニョーとボーコーヨーリョーをメーテーが上回るという訳ですね。
僕はヨダレで湖作っちゃいます。

0

ぷりっつ姉さん☆
期待を裏切らない男、エリーです。ｷﾘｯ☆
広口でなくても、致し方なくホーニョーしてたとは思うのですが、待ち時間の長さから、その勢いはとどまるところを知らなかった訳ですから…おそらく大惨事となっていたでしょう。。
考えるだけでも恐ろしいです。

0

横さん☆
コーヒーの缶ボトルは香りを楽しむためだけでなく、その使い方が可能ですね。
やはり！中央分離帯のあれは、それでしたか！？
怪しいなとは思っていたんですが、謎が解けました。ありがとうございます❗

1

Fuji2先生☆
ボーコーヨーリョーは人それぞれですが、思いの外たまるものですよね(笑)
それにしてもシビンって結構な容量あるので、相当我慢されたことでしょう。。
あんまりためすぎると、次回以降が固くってしまうみたいで、やはり我慢は身体に良くないですね。

看護としては当たり前？のことでも、患者さんからしたら恥ずかしいこともたくさんありますね。
気を付けてみます！

0

うぽぽんさん☆
お久しぶりです！
まさか水を買って飲むなんて昔田舎に居たときは考えたこともなかったのですが…すっかり水買って飲みます。
味の違いありますよね。
鉱水と軟水の違いも分かります。
なんだかんだ言ってもスーパーの水はかなりお気に入りです。

0

ななきゅんちゃん☆
期待に応える男エリーです。ｷﾘｯ☆
って、恥ずかしいとこ読まれちゃったー！もうオヨメに行けないわーﾄﾞｰｼﾏｼｮ。

1

酉さん☆
いやいや、本当に切羽詰まっていたらもうホーニョーするしか道はないなと。
本当に出にくいものですよね。
しかも、ワゴンRの小さいやつだから中腰はやっとでした(笑)
背に腹は代えられないってあのことですね。。。

1