今日の案件
本部長、秘書、お疲れ様です。
今日の案件、患者さん相手に小芝居する時があります。
病気や手術で意識が朦朧とすると、時間と場所が混乱してしまうことが多く、入院中でも家にいると勘違いしたり、昼夜逆転することがよくあるんです。
夜勤中、夜中2時に「おい、母さん、おーい、おーい」と男性患者さんが昼間家にいると思って奥さんを呼ぶことがありました。奥さんになりかわり「はーい、お父さんどうしたの?」とお話を聞き、混乱が強くならない程度に「あれ、お父さん、今何時でしたっけ?」と時計を見てもらい、「あれ、2時ですねー、外も暗いしまだ夜中みたい。もう少し眠れそう?」と時間と場所を徐々に修正していきます。
とにかく心安らかに過ごしてもらうというのが病気を治すのに大事なので、状況に合わない感情や言葉をぶつけられても否定せず、どんな話でも割とのることが多いです 笑
天井に虫が這ってると言われても、「なんの虫が這ってます?ゴキブリ?くも?退治しようか?」とか、人のいない所に人がいると言われても「知ってる人ですか?私は目が悪くて見えないなー。なんでいるんだろうねぇ」などなど…。
できるだけ嘘にならないよう、でも厳しい時はちょこっと小芝居を挟み、がんばってます。
ミナゾウ
女性/34歳/埼玉県/看護師
2017-12-26 13:51