うらやましい案件
お疲れ様です!
これまで、お金を持って居なかろうが、高いマンションに住んでいるわけでも無かろうが、そういうことの満たされている人に対して、それほどジェラシーというか、うらやましいと思ったことは無かったのですが、つい先日のこと。
齢60が近づく中で、その後の身の振り方(仕事をどうするか)について、考えてしまった中でのことです。
「まだ先のことと思って居たら、ほんの2年半後のことなんだなあ~・・・。どーしよ?」から始まって、どうせならこれまでの経験を活かしたい。技術者経験18年、特許関係18年(2年半の休職含む)、さて何があるだろうか・・・?、と考えて居たところへ、昔の同僚から噂話が。「タックさんと同期のTさん、60歳になる直前に試験を受けて、特許庁の審査官補になったらしいよ。」・・・彼は大学院卒で、高専卒の自分より4つ年上なので、去年か一昨年くらいのことらしい。調べてみると処遇も悪くない・・・。
ほお、それなら技術者から出世して行く中で、特許については勉強しただけの彼より自分の方が、特許畑の経験も在るから通り易そうだ。進路としては好適だぞ。(^_^) ・・・と考えて、受験資格や募集要項などを早速チェック。
すると、・・・。
なな、なんと!。
技術者経験が何年在ろうが、特許部門での実務経験が何年在ろうが、受験資格は「大卒以上」の限定が。「国立でも、高専卒ではダメですね。」と、電話で照会した特許庁の担当者から、ハッキリ言われてしまいました。
「学歴の壁」この時、ワタシは人生で初めて、ハッキリと、同期のT氏に嫉妬し、うらやましいと思いました。
とはいえ、それはまあ、仕方のないことなので、逆にそれをヒントにして、それに近い関係先で、高専卒でも受験可能な組織を調べてみると、別の業務ながら、技術者と特許スタッフの経験を活かせる組織が見つかりました。今はそちらへ進む方策を画策しています。
そこは当社からの受け入れに好意的で、上位上司が評議員に名を連ねており、自分がそこへ進んではどうかと、打診してくれました。上司も好意的に賛同してくれています。
今は2年半の休職期間明けなので、徐々に体調を調えながら、これからの時間を活かして、そこへの転進を目指して行こうと考えています。
のんびりタック
男性/64歳/東京都/スカロケスポーツサイクリング部
2018-01-16 13:05