My life as a dog
高校生くらいの時「オレは本気だせばスゲーんだ」と思ってました(笑)
それはもう『根拠のない自信』というより希望的観測に基づく妄想でした。
高卒で就職してみると、否応なく、よってたかって、周りから評価され「使えないヤツ」ということが判明し、愕然としました。
「自分は天才ではない」
どころか。
「どっちかといえば低能よりなんだ」
という事実。
今ならモラハラ、パワハラだろう、人権すら無視したような先輩からの罵倒の数々で気がついたのですが、自分の能力の低さに早く気がつけて良かった。
それでも仕事を辞めなかったのは、意思の強さでもなんでもなく、ただの偶然。『辞める』っていう発想が浮かばなかっただけ。
そこから戦いが始まったんです。
犬は噛みつく、猿はひっかく。
バカにはバカの戦い方がある。
うちのモモちが仔犬の頃は、
「きっとこの仔は特別な運命を背負った天才犬に違いない!」と思っていましたが、やはりそれも妄想以外の何ものでもなく(笑)
音声過敏。
ただのヘタレ犬でした(。-∀-)
世界人口が70億でしたか。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークという犬種が世界で何万頭いるか知りませんけど。
蟻んこの群れを見て個体を特定できないのと同じ視点で、地球上の人類や犬を見たなら、僕は凡なる一匹の人間で、モモちも凡コーギー、というだけのこと。
そんなもんなんだって、一個人なんて。
『もともと特別なオンリーワン』
嘘つけっ!と(笑)
そういう嘘がはびこるから、生真面目に自分を追い込んで、苦しむ人がいる。
たいした意味もなく生れ、たいした意味もなく死ぬ。その狭間に、ウタカタのような一瞬の幸せがある………かもしれないし。
ないかもしれない (*´ω`*)
それが人生の実相だろう?
それは別に普通のことだよ。
怖がることもない。
僕は死ぬ瞬間まで本気で、
だらだらと意味なく生きるよ。
できるだけ無害に、やさしく。
犬のように ( ^∀^)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2018-01-29 09:18