スカロケ小説第十四話
・・・なるほど、私が入院してる間にいろんなことがあったんですね。 楓希
そう、大変でした。うちも毒入りの飲み物を飲んでしまうところだったし! くろみ
フフフ!諸君!私がスカロケ座の怪人だ!社員たちをある世界へ連れて行った!フフフ!さらばだ! スカロケ座の怪人 男性/1000/東京都 謎の男
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「秘書?私は泉の精霊ですよ!さあ、どなたが小石を投げたのですか?」
泉の精霊がミルキーボイスで言った。
やっぱり秘書だ!声もそっくりだし。
笑うコーヒーは思った。
「俺だ」
「私もです」
G党球児22とハル君のパパが一歩前へ出る。
泉の精霊は長い杖で泉の波打ち際を叩いた。
水色の岩が水面から伸びてきた。岩の真ん中には口のように開いている。
「さあ、岩の口に手を入れなさい!」
泉の精霊は有無を言わさぬ口調で言った。
二人は岩の口に手を入れた。
カリン
女性/60歳/埼玉県/小説家見習い「帰って来たスカロケ小説」更新中
2014-08-22 18:07