本日の案件
本日の案件ですが、あれは私が17歳の時だからかれこれ20年前になりますね。当時の私は野球部に所属し、授業が終わればダッシュでグランドに出て遅くまで練習という日々で、クラスメイトとの繋がりは皆無でした。
ある日、授業の合間に机に寝て窓側を見た時に、窓側の一番後ろの女子に私のストライクゾーンのど真ん中にボールを決められました。今までクラスメイトのこと、よく知らなかったが、こんな可愛い子がいたのか...と。
それからは、もう授業中はその子しか目にも耳にも入りません。かってに自分の中だけで日々恋のお湯が沸かされいくのを感じながら、ついにその恋のお湯は、私のヤカンをピー!と鳴らし我慢の限界です。ある冬の日、勇気を出して彼女の家に電話です。当時は携帯の普及がそこまでではなかったので、もしお父さんが出たらとヒヤヒヤしながら...。奇跡的に彼女が電話に出ました。
場所を伝えて呼び出しです。坊主頭が今できる最大のファッションをして...。
『○○さん、好きです。付き合ってもらえませんか!』『ごめんなさい、わたし、○○君のことよく知らないし...』
そうです、盛り上がっていたのは私だけで相手からすれば一度も話したことのないクラスメイトから寝耳に水の告白、フラれて当然の淡い恋でした。
その後、彼女は野球部のチームメイトと三年生の夏の大会後、付き合いました。
今風に言うとアオハラですかね...。
オオタキミチ
男性/44歳/京都府/会社員
2018-02-07 06:47

