本日の案件

皆さん、お疲れ様です。

小学五年生の時に、初恋の「まりこちゃん」に告白をしました。

…名無しの手紙で。

毎晩思い悩んでしたためたラブレター。
誰よりも朝早く学校へ行き、靴箱に手紙を入れるドキドキ感。
一週間に一度はラブレターを送っていたんじゃないかなと思います。
まりこちゃんがどんな顔でそれを読んだのか想像するだけで胸が苦しくなったものです。

まりこちゃんの通学路で帰りに待ち伏せをしたこともあります。
まりこちゃん家に電話をかけて、「好きです」と言ってすぐ切ったこともあります。

小学校を卒業する前までの苦節２年、それを続けた甲斐があってのことでしょうか。
ある日いつものように無言電話をかけると、まりこちゃんが言いました。

「エリーくんでしょ？知ってるよ。もうすぐ卒業だね。会えなくなるね。」

その瞬間、心臓が口から飛び出すんじゃないかと思うくらいびっくりしました。

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