睡眠案件

皆様お疲れ様です。
少し、嬉しい様な寂しい様な夢の話をさせて下さい。
その夢を見れたのはたった一回きり。でもとても嬉しくて寂しくて、切ない夢でした。
その夢を見たのは約５年前です。
その夢の中で私は、家族と一緒に祖父の家の畳の上でごろごろ寝転び、天井を見上げぼーっとしてました。すると、あるはずの無い隣りの部屋から祖父の声が。
私を呼ぶ時の愛称で優しく、私を呼んでいました。
呼ばれて私は祖父の元へ。
家でいつも祖父が居る場所に座る祖父。いつも通りの席に座る私。
そこから何も話さず、お互いにぼーっとし、流れる時間。
すると祖父が、「じゃあちょっと行ってくる」と言って、
縁側から明るい外へ出て行きます。それを私が見ている…。
そこで突然終わる。といった夢です。
その夢を見た数日前に、祖父は亡くなっていました。
夢から覚めた数時間涙が止まらず、寝付けませんでした。
最期に立ち会えなかった祖父が夢の中で会いにきてくれたのだと思いました。
それからあの夢を見る事はもうありません。夢でもいいから会いたいなあ〜〜〜……。

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