忘れられない仕事案件。
画家になる夢を捨てて、デザイン会社に就職した私は当時仕事に対してどこか冷めた気持ちを持っていたのですが、ある日大がかりなプロジェクトを私がリーダ
ーを務めるように言われ初めて仕事に対して緊張感を持ちました。
それは会社の今後を左右する大事な仕事で周りの先輩達も目の色を変えていた仕事。百戦錬磨の先輩達を差し置いて、たかだか入社1年半の私が大事な仕事のリーダーになって最後までできるのだろうかという不安でいっぱいの毎日。
とにかく頭と身体をフルに使って仕事に打ち込みました。
そしていい結果が出て、支えてくれた先輩達に労いの言葉をかけてもらった時は本当に嬉しかったと同時に周りの人達に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
この件以来、デザインの仕事の奥深さとやり甲斐を感じるようになり、はじめに持っていた冷めた気持ちはなくなり仕事に情熱を傾けられるようになったのをはっきり憶えています。
コロンボ
男性/68歳/神奈川県/自営・自由業
2018-02-27 08:23