忘れられない1日案件。
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
仕事での忘れられない1日、それは【2014年2月14日】です。
この日は、バレンタインで、義理チョコで、お腹を満たそうと考えていたのですが、まさかの東京で、大雪。
会社に着くや否や、スタッドレスタイヤに履き替え、営業。
そんな日に今でも忘れられないのは、用賀のおばあちゃんと娘さんです。
横須賀の病院で入院しているおじいちゃんの容態が急変して、どうしても、行かなければならない。ということで、高速は全面通行止め、一般道も立ち往生している車だらけ、ナビと勘を頼りに、除雪のしていない裏道を進み、時には、近所の人にスコップを借りて、なんとか、8時間かけて、病院まで着くことができました。
お代は今はいいので、早く言ってあげてくださいと、名刺を渡し、その場を後にする私。
降りる時に言われた。本当にありがとう。ありがとうね。の言葉で、ここまでの苦労が報われたような気がしました。
後日、営業所にお礼の手紙とお代が届きました。
亡くなる前に、家族で、最期の時間が過ごせて良かった。
大雪の中、頑張ってくれた運転手さんに感謝しています。
これからも、お仕事頑張って下さい。
と書いてありました。
私なんて、大したことしてないんです。ただ仕事をしただけで。
でも、少しでも役に立てて良かったです。
ボールペンしんちゃん
男性/34歳/埼玉県/タクシー運転手
2018-02-27 13:19