本日の案件
本部長…あ、やしロッチ!秘書、皆様!お疲れ様です。
上司にひっくり返されて急にドタバタした仕事…ありました。
昔漫画家のアシスタントをしていた時、ウチの先生は野球漫画を描いていたのですが、主人公の高校の設定を編集長の鶴の一声で180度変えさせられました…
最初の設定はごく普通の町中の高校でちゃんとしたグラウンドもある部員もそれなりにいるというものでした。
しかし、編集長のもっと奇抜な設定にしなきゃ面白くない!との一声で、部員は9名ギリギリ…学校は都会のど真ん中で周りを高層ビルに囲まれ野球のグラウンドは内野しかないくらいの狭いモノに変更。
そのアイデアも先の展開も面白くなりそうだと先生も納得して変更に応じたのですが、既に原稿の8割以上は出来上がっており、そこから全部描き直し…しかも締め切りの3日前…
そこから3日間徹夜でなんとか原稿は締め切りに間に合いました。
それ以降も設定のダメ出しや設定変更はときどきありましたが、あれはとてもキツかったのと、その後大ヒット作品になったので良い意味にも悪い意味にも忘れられない思い出になってます。
ヤン坊ましろ
男性/49歳/神奈川県/会社役員
2018-03-06 11:14