就活応援案件
就活生の皆様、お疲れ様です。
大昔に買収された日本の上場企業で経営を叩き込まれて居た時、それまでの長期10年、中期5年、短期3年の経営計画が長期5年、中期3年、そして短期は通常の年度計画になりました。バブルが終わり、銀行や証券会社が倒産する世の中になり、長期10年は不確定要素が大きく、経営計画として立案することは無駄であるという判断によるものです。
大昔、米国は日本の産業力に危機感を持ちました。社員を家族的に扱うことで社員の忠誠心と会社への帰属意識が高い、これは終身雇用制度による安定雇用と退職金制度と分析しました。そこで、ロンヤスと呼び合う仲と勘違いしていた当時の首相をおだてて、雇用の流動化を図りました。結果、会社への忠誠心は薄れ、転職活動は盛んになり、企業は非正規雇用を利用するようになり、力の無い企業は淘汰され、退職金制度もほぼ半分の企業で崩壊しました。
利益が出ている企業は税金を納めてか、税金を納めて現金を内部留保するか、税金を納める代わりに従業員の給与や福利厚生に回すかを行います。企業活動で適正な利益が出ていることが大前提です。そのためにはB/Sが読める程度の財務知識は就活生であれば自己学習しておくべきです。
そして、就職はゴールではありません。スタートラインに立てただけです。その後の40年間、企業が存続し続ける保証は何処にもありません。企業の大小にかかわらず、自分が寝食を忘れて働いて実績を付けて、競合企業を含めて自己が認められる存在になることです。そのためには若いうちはセリエAの控えよりもJ2のフィールドプレーヤーでいるべきです。経験をどれだけ積めるかが年齢を重ねた時の役に立ちます。
様々な企業の人たちに会って話ができることを楽しんでください。企業があなた方を選ぶのと同時に、あなた方が企業を選んでもいるのですから。
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2018-03-08 12:40