独り言
またこの日がきたのかと漠然と思うのと同時に、当時のことをだんだんと思い出します。
帰省する度に地元の景色が変わっています。
私の地元は原発避難者の移住地として人気の場所です。家が沢山増え、ずっと無かったコンビニが出来ました。私が住んでいた時より住みやすくなっているので羨ましくあり、嬉しく思います。
当時は祖母と二人きりで家族が帰ってくることをただただ願い、町が一瞬で変わってしまったことに恐怖しました。家族がいることがどれだけ幸福かを実感しました。
久しぶりの学校がどれだけ嬉しかったことか…。
大切な記憶です。
バーバてつこ
女性/29歳/埼玉県/会社員
2018-03-11 15:34