引っ越し物語
本部長、秘書、お疲れ様です。
3年前、マンションから戸建てに引っ越しました。近場だったので運べるものは自分たちで運び、洗濯機や冷蔵庫、タンスや食器棚など大きくて重いものだけ専門業者にお願いをしました。
めちゃくちゃ元気なリーダー格の男性と、全然元気のない見るからに頼りなさそうなアルバイトと思われる男性の、2名が来て、作業開始。
戸建ては縦長の三階建。階段は狭く途中折り返しのあるタイプ。
重いものばかりを二階に、三階に運んでいて、冷蔵庫を運んでる時に、階段の途中で上を担当していたリーダー格の男性が、"行けるか?ダメなのか?どっちだよー!おい!"ってイライラし出して、かなり苦労している様子。
下で支えてる頼りなさそうなバイト君は"行けます!"と声を震わせながら言ったものの、全然足が前に出ない様子。
"無理なら無理って言えよっ!一回下ろすから!''
"あ、はい。行けます!"
と繰り返し、頼りなさそうなバイト君の口から最後に出た言葉が
"ひ、ひ、膝が…"
でした。冷蔵庫の全重量が彼の膝に乗ってたんですね〜必死さが伝わって来ましたが、それがツボでした(笑)
なんとか無事お引越しは終わりましたが、旦那さんも私も、いまだに頼りない人を見ると、"膝"だなって言うようになりました。(笑)
あいころん
女性/45歳/千葉県/会社員
2018-03-28 17:36