ドラマ案件
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。
人生でドラマにするなら、高校三年生の時の春の県大会でしょうか。
その試合に勝てば、夏の甲子園予選でシード権が取れ、なおかつ他の強豪校が敗れていた為、春の東北大会に出場できるかもしれないという大事な試合でした。
先発は二年生の投手でしたが、初回に押し出し四球などで3失点。先頭打者に四球を出した時点で監督から「準備しておけ」とは言われていたものの、まさか1回表ノーアウト満塁から自分が登板するとは思いませんでした(笑)
何とか無失点で切り抜け、その後も失点せず、8回裏についに味方が3対3の同点に追いついてくれました!
そして迎えた9回表。3人でピシャリと抑えれば、サヨナラ勝ちも見えていました。そんな大事な局面で、相手は3番打者。直前に内野手のみんなが集まって「先頭打者は大事に行こう」と話し合ったはずなのに、追いついてもらった安心感があったのか、初球のカーブがすっぽ抜けてしまい、ソロホームラン…。そこで頭が真っ白になり、4番打者にデッドボール、5番打者には2ランホームランを浴びてしまいました…。そこで僕の記憶は途切れています。試合は6対3で負けてしまいました。
記録を見ると投手交代はしていないようなのですが、どうやって3アウト取ったのか、9回裏の味方の攻撃はどうだったのか全く覚えていません。ようやく記憶があるのは、試合後のミーティングです。
応援に来ていた父兄の方の話だと、試合終了の瞬間、僕はベンチで泣き崩れていたそうです。
その後の夏の大会も悔しい思い出がありますが、高校野球の3年間で一番悔しいのは、あの春の県大会です。
試合終了時の泣き崩れているシーンには、ブルーエンカウントの「はじまり」をBGMにお願いします(笑)
面白いオチもなく、長文失礼しましたm(_ _)m
川口のヤクル党
男性/40歳/埼玉県/会社員
2018-04-03 15:52