先輩との最後の大会
本部長、秘書、社員のみなさまお疲れ様です。
僕の人生の名シーンは高校2年生の時のこと。
バスケ部だった僕は、メンバー入りを目指し、日々練習に励んでいました。
憧れの先輩と出られる大会も最後となり、死ぬ気で枠を勝ち取ろうと大会が近づくにつれ、
練習量はどんどん増していきました。
しかし、ある日の練習試合。突然激しい膝の痛みに襲われました。
当然メンバー入りなんて話になりません。
それでもなんとかベンチにいさせて欲しいと監督に頭を下げに行くも、「ダメだ」の一点張り。
「観客席で見守るしかないか」と諦めかけた時、憧れの先輩の姿が。
先輩は監督に頭を下げながら「どうかこいつをベンチにいさせてやってください。」とお願いしてくれました。
先輩はずっと自分の練習する姿を見ていてくれたのです。
先輩との最後の大会はベンチでありったけの声を武器に戦った熱いものになりました。
人事ジュニア
男性/30歳/埼玉県/会社員
2018-04-03 18:15