名場面案件

本部長・浜崎秘書、お疲れ様です。
私の名場面案件は、家内へのプロポーズです。
場所は家内とよく行っていたイタリアンレストランで、事前にレストランのスタッフの皆さんにも協力のお願いをしておき、閉店時間まぎわ、他のお客さんが誰もいない店内で、私が食事終わりのコーヒーを注文したら、スタッフさんにコーヒーと一緒に花束を持ってきて貰って、家内がそちらに気を取られている間に私が片膝をついてプロポーズする段取りでした。
いざ当日、家内と家内の会社の同僚の女の子２人（仕掛け人）と私の４人でディナーに行き、食事も終盤に差し掛かった時、何故かこのタイミングでオジサンの団体客が来店。このほろ酔いのオジサン達の前でプロポーズなんてしたら茶化されて一世一代のプロポーズが台無しになりそうだったので、焦りました。
その時点でラストオーダーの時間は過ぎていて、私の皿の上にはもう残り少ないパスタがあるのみ。
そのパスタを一本ずつ、よく噛んでゆっくり食べて、家内には「どこか具合が悪いの？」と心配されながらも、とにかく必死で時間稼ぎをしました。
オジサンたちはちょっと小腹が減っていただけみたいで、わりとすぐ解散してくれたのでその後、満を持して食後のコーヒーを注文、無事プロポーズすることが出来ました。
不格好なプロポーズになりましたが、私にとっては名（迷？）場面です（笑）

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