あの時の自分を殴りたい
本部長、秘書、皆様お疲れ様です。
私は成人式の振袖を巡って母親を泣かせた時の自分を殴りたいです。
レンタルでいいから大柄で可愛い赤い振袖を希望していた私に、母親はポケットマネーをはたいてこっそりと買ってくれていたのですが、用意された振袖が気に入らなくて『こんな振袖着ない!20年も育ててきた娘の嗜好がわからないなんて!』と怒鳴ってしまいました。
『そんなに嫌なら着なくていいわ…』と母親は泣きながら私に言いました。
それを見ていた父親は私に『お母さんは和裁を習っていたから着物の良し悪しを知っている。流行りの柄じゃなくて本当にいい生地の着物を選んだんだ』と言いました。
好みの振袖ではなかったけれど、結局成人式はその振袖を着て出席しました。
母親は目に涙を浮かべながら喜んでくれましたが、今でも母親と祖母と撮った成人式の写真を見ては本当に酷い事を言ってしまったと反省するばかりです。ひどい娘だなぁ…
とらまーる。
女性/41歳/千葉県/訓練生
2018-04-11 12:58