ドキッとさせられた言葉
本部長、秘書
こんにちは。初投稿です。
私が高校3年の時の話なんですが、
その時私は1つ年上の先輩と遠距離恋愛していました。しかしクラスで1番のメンヘラ女子が気になり、放課後に相談に乗ったりしているうちに「この子は俺が守らないといけないんじゃないか」と思うようになったんです。
とある夏の夜。メンヘラ女子の感情が崩れ始めたのをきっかけに、付き合っている先輩に電話で別れを告げ、自転車を死ぬ気で漕ぎ、メンヘラ女子の家へ向かって夜の田舎道を走ったのでした。
家から離れた公園に着き、両目を腫らした出てきた彼女に「先輩とは別れた。俺がこれから守っていく。」と伝えると、涙を流しながら彼女は一言。
「嬉しい。でもドラマだったら帰りに事故で死んじゃうやつだよね?」と。
夏の真夜中、ガードレールもない田舎道。
街灯も無くトラックの往来が多い坂道。
真っ暗で人気のない踏切。顔に当たる蛾やカナブン。来る時は必死でペダルを漕いでいたので全く気にしていなかった分、色んなことが頭をよぎりました。あの時の恐怖は今でも心に刺さっています。
結局その子とも高校卒業後は遠距離になりました。
あーもんどすらいす
男性/31歳/東京都/会社員
2018-04-19 00:54