本日の案件
みなさんお疲れ様です。
本日の案件ですが、それは20年近く前に付き合っていた元カノに言われた一言です。
高校を卒業して社会に出た僕はその年の夏に同じ高校の1コ下の子と付き合うことになりました。
社会人と女子高生カップルです。
彼女の家は家庭環境が複雑で、母親を事故で亡くし、父親と兄と3人家族だったのですが、兄は県外で就職しており、父親はたまには帰ってくるのですが単身赴任で基本家には居ない、いわゆる女子高生が実家で一人暮らしをしている様な状態。僕は年上という事もあり、なるべく支えになろうと色々とやりました。しかし彼女が専門学校に進学が決まり上京してしまい遠距離に。そのあともしばらく続いたのですが結局2年弱くらいで別れました。
しかしお互いに兄、妹の様な絆みたいなものを感じており、お互いの何かの節目には偶然会うことになったり、別れた後もたまに顔を合わせる間柄でした。
先に言いますが当然何度も寄りを戻したくなりましたが、それは2人でしない約束にしていました。別れた事実は変わらない、理由無く別れた訳じゃない、それが2人が選んだ答えだったから尊重すると決めていたんです。
そんなある日、相談に乗って欲しいと呼び出され居酒屋で飲んでた時、当時の彼のグチを聞かされたりして、どうやら僕と別れてから何人かとお付き合いしたみたいですが長続きしないと、周りの男達がみんな子供みたいに幼いと、色んな事に共感出来ないと、そう言うのです。
僕は姉さん女房気分で男を転がすくらいで接してれば?と答えたら
『私はあなたに大人にしてもらったの!今話をしていてやっぱりあなたの考え方にはうなずける。私の感情はあなたに作られたもの。あなたみたいな人はどこにいるの?』
と言われました。
胸の奥がギューっと苦しくなりなんとも言えない気持ちになりました。
僕が結婚する事を伝えて、「今までありがとう。もう会えないね。」とお互い確認してから一度も声すら聞いてないですが一生忘れられない元カノからの一言です。
ピューピル
男性/45歳/東京都/自営・自由業
2018-04-19 11:23