社員掲示板

本日の案件

本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。初投稿です。よろしくお願い致します。
私がドキッとさせられた言葉は、娘から投げかけられた一言です。
それは娘が一歳の誕生日を迎えて直ぐの年末のある日の事。私は別の部屋にいた妻に代わり、居間でこたつに入りながら娘を足の上で寝かせながらあやしていました。
娘は生まれた時からあまり泣き叫んだりもせずに割とおとなしい手のかからない子で、新米の親としてはとても助かりましたが、他の同年の子と比べて「アー」とか「ウー」とか全くと言っていいくらい声を発しないので、「もしかしてこの子、何か障害でもあるのでは?」と、内心とても心配していました。
そこで私は娘の顔を覗き込みながら、「〇〇ちゃん、そろそろ何かお話ししてみたらどうでちゅか〜?」などと語り掛けて、娘に何か発声させようとしました。そして繰り返し娘に言葉をかけ続けていると、娘が段々と神妙な顔つきになってきたのです。
「あれっ?娘の目付きが変わったなぁ…」
と思ったその直後、娘の口からはっきりと一言!
「おっちょこちょい!」
と、私の目をしっかりと見つめながら発せられたのです!
もうビックリしたのなんの!
大声で妻を呼んで、
「いっ今、この子にオレ『おっちょこちょい』って言われた!」
と興奮気味に話しましたが、妻には信じてもらえませんでした。
私は「もしかしてウチの子、天才じゃないのか?」と、娘が続けて喋ることを期待しましたが、「おっちょこちょい」の後は、何も娘の口からお言葉は出ませんでした。
そんな娘も今では中学3年生。スマホ片手に家族との会話で「それな!」を連発する、ごく普通の生活を送っております。
忘れようとしても絶対に忘れることの出来ない、私と娘の初めての会話の記憶でした。

ちくわペン

男性/59歳/東京都/公務員
2018-04-19 17:31

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。