徒然日記
半島の歴史をおさらいしているのですが、只今 秀吉の《朝鮮出兵》で止まっています。
秀吉は大河の常連ですが、このあたりになるとドラマの歯切れが悪くなり (明智光秀の本能寺の変よりも)私にとっては謎の多い出来事です。なので、今回はちょっと真剣に朝鮮出兵の研究論文的な本を探して読んでみました。
加藤清正の虎退治くらいしか知らない豆にとっは、ビックリ仰天する事ばかりでした。
半島に乗り込んだ秀吉軍は要衝に城を造り、大量の鉄砲を持ち込んで李氏朝鮮と明(中国)連合軍と陸戦・海戦を展開していました。首切りは無論の事、鼻切り(←生きたまま そいだケースもあったとか)で武勲を競い 多くの朝鮮人を捕虜として日本に連れてきています。そうした朝鮮人によって朱子学や製陶の技術が日本に伝わり 、九州・中国地方の著名な焼き物(有田・伊万里・薩摩・萩など)は朝鮮陶工が始祖になります。中でも島津家による《白薩摩》と《黒薩摩》の徹底した管理には驚きました。
司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』『街道をゆく・韓のくに紀行』にもこれらの事が書かれています。読んでいる最中ですが、
流石 司馬遼太郎
と唸っています。
豆乃花
女性/56歳/東京都/自営・自由業
2018-04-29 04:51