初めてのお財布
皆様お疲れ様です。
本日の案件ですが、私は小学4年生の時に買った“わちふぃーるど”という猫のイラストのブランドのお財布が思い出の高額買い物です。
元々物欲が無く、貯金というよりお札のデザインが綺麗だから使いたくなかった私は、小学生1年生は月100円、2年生は200円…という方式のお小遣いと毎年1万円に満たないお年玉をコツコツ貯めて、小4で16,000円の本革のお財布を買いました。
勿論親に相談して欲しい理由を説明し、父からは『高いお財布を持つなら、その値段と同じだけのお金を入れておけるようにならないとダメだ』と言われ、4万円貯金してから買いました。
お小遣いでは親や友達へのプレゼントや子供らしい見た目重視の消しゴムなんかも買っていましたが、3万円を超えた頃から貯まる月をカウントダウンしていました。
そのお財布は小さな猫のイラストとブランド名の刻印だけというシックなデザインだったので26歳まで使って、金具が緩くなったり穴が開いてしまい鞄の中にお金が出てしまうようになったので買い替えましたが、35歳の今、未だにあのお財布を超える気に入った物には出会えていません。
あの時の父の言葉は、身の丈にあった物を持て。という事だと受け取り、今も大切にしています。
suu
女性/42歳/東京都/会社員
2018-05-08 15:47