お母さんへ

うちは貧しくて、電気やガスが止められることがしょっちゅうありました。
父と母の喧嘩を見るとこもあり、小さい頃は「なんでこの家に生まれちゃったんだろう」と思ってしまうことも。
でも、いま考えると、母は一度も私たち子どもに対して、父の悪口を言うことはありませんでした。
そして、私が「この大学に行きたい」「この仕事をしたい」等、何か大きな決断をするときは絶対に否定せず応援してくれました。
母はいつも自分のことは後回しなので、体調が悪いことも言わずに倒れて緊急入院したことも。
昔は母にキツく当たることもありましたが、いま考えると、母の優しさ・強さ・愛はすごいなぁと実感します。

面と向かって「ありがとう」は、恥ずかしくて未だに言えないけれど、感謝の気持ちでいっぱいです。
ずっとずっと元気ですごしてほしいです。
親孝行しなければ！

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