はは の 桐タンス

ちょっと、独り言

義母の桐たんすを三年越しで
引き取ってきました。

亡くなってから遺品整理をし
桐たんすは義母が和裁士でもあったので
着物が詰まっているのは承知していましたが
今時、誰も欲しがらず

そのため嫁の私が中身ごと
引き取る約束でしたが
なかなか都合がつかず伸び伸びに
なっていました。

引き取って中を改めると
何枚もの仕立てたまま袖を通していない物と
ともに 驚いたことに花嫁衣装が
出てきました。

義母が着たものと思われ
現代のように華やかではありませんが
丁寧な染めと仕立ての振袖と袿（うちぎ）
70年近く前の物ですが傷みも少なく
驚きました。

さらに、主人とその兄の七五三の晴れ着と
産着が大切に出てきました。

さすがに主人も驚いたようです。

義母の人生と歩みと思いを受け継いだようで
義母の優しさを感じて 嬉しかったです。

お義母さん ありがとう。

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