案件
お疲れ様です。
会社の「いい人」って何を基準に言うのでしょうか?
そして、何が「損」であり「得」なのでようか?
「深謀遠慮」ではなく「浅謀近慮」、これでは働く者の背中は押せませんね。
いい人という基準がどんな困ったことでも助けてくれる技能を持ったスーパーマンのような人というのであれば、きっと仕事はその人に集中します。時間は平等ですので、効率を高めたところで使える時間を確保するためには自分の時間を回すことになります。
自分の時間が無いことを「損」というのであれば、確かに損していることになります。
しかし、そのいい人は経験を通してスキルを身に着けます。会社の環境が変わり、多くの企業で退職金制度が廃止され、定期昇給は上がったかどうかわからない程の微々たるものです。スキルを身に着けた人はその会社で厚遇されなければ、周囲の企業が放って置くことはありません。スキルを活かす仕事、給与に見合ったポジションを与えてくれます。そうした企業に移ることでより高いスキルと収入を得るチャンスを得ることができます。
企業も馬鹿ではありません。人材引き抜きにかかる人材コンサルタントの費用として、本人年俸の20%から30%を支払っても利益のあげられるスキルを持った人でなくては取り合いません。
その力を身につけるチャンスが「いい人」にあり、企業が潰れても生き残っていけるスキルを身につけることを「得」というのであれば、「いい人」=「得」と言えます。
でも自分の生殺与奪を他人に任せても自分の時間を謳歌したいという方々から見れば、この「いい人」=「損」になるのでしょうね。
FUJI2
男性/66歳/東京都/自営業と自由業は違うんだぞっと…個人事業主さまは言ってみる~
2018-05-15 11:24