運動会 その1
都内の公立小学校に通っていましたが《春の小運動会》と《秋の大運動会》がありました。運動音痴の豆には、苦痛以外の何ものでもなかったです。
(つд`)
《大運動会》では高学年の【棒体操】が伝統演目でした。2メートル近い太い竹の棒を5人ひと組で持たされて 先生の笛の指示に従って棒を使った演技をするんです。必ず最低ひとつは、演技しなくてはならず 他の運動が苦手なお友達と簡単な演技の取り合いをしたものです。
グループ内での役割分担の結果、豆は 水平に持ち上げた竹に向かって逆立ちをする役になってしまいました。それから毎日 家の 押し入れの襖に向かって練習しました。なんとか出来るようになったある日
ボコッ!バキッ!
という盛大な音がして 見上げると襖にでっかい穴があいていました。
運動会が終わった後 母は襖を修繕せず、カーテンをかけて済ませていたのを覚えています。
運動会 当日の演技ですか?
モチロン
失敗しました。
豆乃花
女性/55歳/東京都/自営・自由業
2018-05-20 15:39