ゴマも擦り続けていれば真実になる

以前勤めていた会社の上司が
「ゴマも擦り続けていれば真実になる。
何があっても時流にのって定年まで楽して勤める」と豪語していました。
バブル期入社だったらしく
最初は大した実績がなくても社内の派閥に入り
トントン拍子で出世しました
が、バブルがはじけ、社長が交代し
トップ陣が入れ替わり、彼は北海道や九州営業所
への単身赴任を余儀なくされました
それでも、すぐに地方の風習に馴染み
同期が辞めたり辞めさせられたりするのを
かいくぐり
無難に定年まで勤め上げたというのを聞いて
信じる道を全うしたのだなと
感慨深いものがありました。

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