本日の案件
本部長、秘書の浜崎さん、リスナー社員のみなさんお疲れさまです
湿っぽい内容になってしまいますが、スミマセン
以前勤めていた職場の先輩(男性)は、仕事で悩む私をいつも気にかけてくれ「飲み行くぞー!」と連れ出してくれ「好きなもの頼め!」とご馳走をしてくれました
先輩が転職をした後もお互いの近況報告をするために会っていましたが、その日は「今日は旨いもの食おう!中華のフルコース食べようぜ!俺の奢りだ!」と豪快な笑い声で高級中華のお店へ連れて行ってくれました
食事を終え、先輩が駅の改札まで送ってくれハイタッチをして笑顔で別れる…いつもと同じ別れ方でした
その後しばらく連絡が取れず「忙しいのかな?」と思っていたところ「実は俺、入院していて…でも一時退院できるからその時に会おうな!」と先輩から連絡が来ました
連絡を待っている間、私はとある資格試験の勉強をしていたのですが、試験当日、試験が終わり会場を出た瞬間、先輩の訃報を知らせる連絡が携帯に入りました
試験前夜、試験開始前に知らせが入っていたら、おそらく私は試験会場に向かわなかったと思います
試験日は伝えていませんでしたが、そこは粋な先輩が「あいつ、試験だったよな」とすべてわかっていた気がしますし、入院する前に余計な心配をかけまいといつもと変わらず私に接してくれたこと、カッコ良すぎですよね
究極に粋な人は、人生の去り際まで『粋』なんだと思いました
ななきゅん77
女性/46歳/千葉県/会社員
2018-05-23 13:28