ピンからキリまで
僕が飲食の世界に入った頃。
世は空前の『ティラミス・ブーム』に沸いていました。
雑誌 Hanako の特集で、ティラミスを食べたい女子が増えて、ブームに乗るようにイタリア料理店が乱立。『イタ飯屋』とも呼ばれました。ブームがすぎ、形だけ真似たような店は3年と経たずに消え失せましたが、イタリア料理店とティラミスという言葉が残りました。
文化らしきもの。
「麻布にある〇〇〇というイタリア料理の店ではティラミスというデザートが食べられるらしい」
という現象だけでは『文化』とは呼べません。
都会でも、田舎でもティラミスが食べられるようになって、コンビニでティラミスっぽいデザートが売り出され、大手のお菓子メーカーがティラミスアイスやティラミス味の板チョコとか怪しげなものを売り出して子供も年寄りもなんとなくティラミスがどんなものか知っいる、上から下まで、裾野の広がり、それが文化ですから。
僕が尊敬する映画監督の押井さんは「次々と世に出されるアニメ作品はその9割が見るべき価値もないクズばかり。だけどそんなクズの山の中からしかある種の才能や価値ある作品は出てこないし、僕も宮さん(宮崎駿)もクズの山があるおかげで、監督としてテッペンに立っていられる。それは間違いない」と語る。
昨日の夕方のことですけど。ずいぶんヒドイ、ラジオ番組を聞いて(笑)
まるで電車内やコンビニの駐車場で 部活帰りに騒いでいる兄ちゃん達の会話をそのままタレ流しているみたいな。
こんなんやったら『週末会議』か『パルコ』やってくれればいいのに…と思ったり。
再確認したのは。
『意図的な脱線』やら『意図的なグタグタ感』や『時々、意外とマジ』も含め。
ワタシはスカロケが好き。
ということです(*´∀`)
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2018-06-02 10:18