【テーマ:洗い物を教える】
(目標作業時間20分)
OFFJT
「明日は15時から洗い物のやり方教えてあげるね」と予告。心の準備をさせる。
同時に「明日までに読んでおいて」と、洗い場の見取り図や、いろんな種類の皿を整理する配置図、洗う皿の順序。洗浄機の使い方。など資料にして手渡し、予習させる。
当日、OJTに入る前に、前日に渡した資料について質問。本人に説明させる。
OJT
1日目は資料と照らしながら、説明しつつ、すべて自分でやってみせる。実際に20分で終わることを示してみせる。
メモを取らせる。メモの内容を確認しつつ、説明させる。説明のあいまいな点を指摘、補足してメモさせる。
2日目も自分ですべてやってみせる。メモの修正点に注意しながら、再びメモを取らせる。
3日目は本人にやらせてみる。間違えたところがあれば、即座に取り上げて、正しいやり方をやって見せる。本人に返し、同じようにできるか確認する。
4日目、完全に1人でやらせてみる。横で見守る。時間を計る。出来ていれば誉める。時間オーバーなら遅い点を指摘。
5日目。目を離して、1人でやらせてみる。時間は計る。結果の確認。出来ていれば誉める。
とまあ、こんな感じ。
なかなか手間かかります。
ざっと5日間。
うちの店では誰でも洗い物のスペシャリストにすぐなれる。『いつまでたっても洗い物が遅い新人』とか、あり得ない。
問題は新人君の、もの覚えの良し悪しではなく、指導者の思考・能力・人格うち、どれかの欠如にすぎない。
心得として(。-∀-)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-06-03 02:48