後から気づく事...。

小さな頃、母親が鬼のように怖かった。

『こらっ ！』

と言われるたびにビクつく。
家に入れて貰えず、意外とあっけらかんとしていた私は犬小屋へ緊急避難。犬は困ってましたね(о´∀`о)
よく蹴飛ばされたり 手が出てきたり、今となっては何を怒られたのかも思い出せない。ただ言葉で聞くような私じゃなかったんだろうな...。
1時間もすると母は何事も無かったかのようにニコニコ顔。この豹変ぶりは未だにわからない。ただ、父親が居ない家庭だったから
『父親母親の両方の役割があるんだよ』
と伯母は言っていた。


私自身が子供を授かる頃、母親は他界してしまった。


それからの私自身の記憶は驚くべき変化をする。
怒られた嫌な想いが、すべて良い想い出になってしまったのだ。親友にはよく笑い話として語る。

愛情に飢えていた私は、あれは愛情だったのだろうかという問いかけを、母親にしてみたい。


総ては過去。
どう感じるかは自分次第...。

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