追い抜き、追い抜かれ…
サッカーのワールドカップが話題なのに、その空気を無視して、野球の話です。
40年前の今日、1978年(昭和53年)6月14日、プロ野球で二つの日本記録が誕生するという出来事がありました。
この日、後楽園球場で行われた巨人対阪神のダブルヘッダー第1試合で、初回に巨人の王貞治選手が2ランホームランを放ち、通算打点を1949として新記録を達成しました。更に、その試合の9回、同じく巨人の張本勲選手がヒットを打ち、通算安打数を2828本として、これも新記録となりました。
その後、王選手は通算打点を2170まで、張本選手は通算安打数を3085本までそれぞれ伸ばし、いずれもプロ野球記録になっています。
同じ試合で二つも日本記録が誕生する、これだけでも凄いのですが、もう一つ、凄い話があります。二人が更新した記録、どちらも前の記録保持者が、「ノムさん」こと野村克也選手(当時ロッテ)だったことです。つまり、野村選手は同じ日に日本記録を二つも失ってしまったことになります。
ちなみに、野村選手の通算打点は1988、通算安打数は2901本で、どちらも歴代2位です。そればかりか、通算ホームラン657本も2位、そして、長く1位を保っていた通算出場試合3017も、中日の谷繁元信選手に破られてしまいました…。ボヤキたくなるのも分かりますね(?)もちろん、野村選手が歴代最高の強打の捕手であったことは間違いないと思いますが…。
以上、長々とオタク臭い話で失礼致しました。
ラヴポールT
男性/42歳/茨城県/会社員
2018-06-14 20:53