今日の鼻歌
【 HINOMARU / RADWIMPS 】
1969年 アメリカで40万人を集めた野外のフリーライブ “ ウッドストック ” にて、ギターの名手 ジミー・ヘンドリックスは『アメリカ国歌』を演奏した。
ギターを思いっきり歪ませ、曲の原型をとどめないほどの激しいロックチューンだったそうな。
ベトナム戦争を巡って、国論が真っ二つに割れていた時代「 まるで国歌が泣いているようだ 」と観客は熱狂。
しかし、ウッドストック自体、反戦運動のひとつとして催されたライブであったから、ジミヘンの国歌は国粋主義のマスコミからは責められた。
「 神聖な国歌をあんなメチャクチャに変えて不謹慎だと思わないのか?! 」と。
ジミヘンは笑顔で答えたという。
「 まったく変えてなどいません。 あの演奏は美しかったですね 」
これがロック(笑)
1979年。些細なトラブルから芸能界を干されかけたギタリストのchar が本格的なロックシンガーとして復活の狼煙を上げるべく、日比谷野音で行われたフリーライブ “フリースピリット” のオープニングで『君が代』を弾いたのは、ジミヘンへのオマージュで、政治的な意味はなかったのでしょう。
さて。
RADWIMPSの『HINOMARU』を聞きましたよ。
別に普通(笑)
てか、すごく良い曲じゃないか。
僕自身、共感するところも多かった。
これは主義主張なんてものじゃなく、日本に対する野田君のラブソングでしょう。
発売タイミング的に、単なるサムライジャパンへの応援歌だったんじゃないの?とも思ったし。
RADのライブ会場に押しかけ、発売禁止まで追い込む! と息巻いてる連中もいるらしいけど、そっちのほうがよっぽど怖いわ!(笑)
だいたい、この配信・拡散の時代に、放送禁止・発売禁止にどれほど意味があるのかね?(笑)
スピリットはフリー。
ま、50年もすりゃ、
ジミヘンと同じく、笑い話さ (。-∀-)
はてさて。
昔々、テレビの生放送で
「〇M東京!汚ねぇラジオ♪なんでもかんでも放送禁止さ~♪」
と、清志郎さんに歌われたラジオ局にこの曲を流す勇気はあるかな?(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2018-06-21 23:50