余計な事を考えた
大規模災害が起こる度にマスコミの無能さ。役立たずさ。邪魔さが目を引く。
各局、各新聞社の取材陣は何故か同じような決まった場所からニュースを届けて来るが、SNSに目を転じて見れば、テレビや新聞、ネットニュースで知り得ないような所からSOSがたくさん届く。
某局の取材陣は目の前で車ごと水に沈み行く老人を前にして、助けようとする一般市民が「誰か手を貸して下さい」と必死に叫んでいるのにカメラマンは無視してその状況を撮影し続け、ディレクターも一部始終を実況していたそうだ。
被災地の上を飛ぶ取材ヘリはかなり邪魔らしい。
下から見ると救助ヘリと区別がつきにくく、必死に助けを呼んでいる側からすると精神的にも肉体的にもダメージが大きいと言う。
さらに地上の道路と違って被災地の空は緊急事態に陥っているために無法空間に近く、救助ヘリにとっても取材ヘリはかなり邪魔な存在らしい。
東日本大震災以降、当局への情報の多くは被災者本人とSNSからの物がほとんどでマスコミからの情報はかなり少ないのが現状だ。
避難所であれが無いこれが足りないと行政や救助関係者をあげつらう前に自分達で何が出来るか考えてもらいたい。物資の不足などすでに分かっている事だし手配もされている。しかし色々な理由で届くのが遅くなっているのは知っているはずだ。
立派なロケバスで女性アナウンサーの化粧道具を乗せる場所があるなら、オムツを積め。
スタッフの着替えを持って行くなら、簡易トイレや汗拭きシートを積んで行け。考えよう。
貞っ子
男性/60歳/東京都/会社員
2018-07-10 02:39