本日の案件
みなさまお疲れ様です。
私が社会人になって初めて勤めた会社は、いわゆるブラック企業でした。
その頃はまだ「ブラック企業」なんて言葉はなく、
ただただイジメが酷い会社だ…と日々耐えて頑張っていました。
が、社長のある一言をきっかけに、心がバキッと折れ、
翌朝目が覚めても体が全く動かず、
連絡をいれる元気もその発想もなく、無断欠勤してしまったのです。
会社からの鬼のような電話攻撃をひたすら無視し、
布団を被りただただ寝続けました。
夕方ちかくに目が覚め、プライベートのメールを確認すると、
比較的信用していた先輩から「生きてる?夜、家に伺います」と連絡が。
私のアパートの最寄り駅で、人身事故が起きたというニュースの画面キャプチャ付きでした。
これは流石にヤバイと思ったので、
速攻「生きてます。これは私ではないので訪問は必要ないです。」と返事しました。
結局先輩はその夜、お酒を持って私のアパートに来て、
親身に話を聞いてくれ、「明日は来いよ!」と帰っていきました。
その時は「なんていい先輩なんだ…!」と感激に涙を流したのですが、
のちにそれが心折れた元凶である社長の差金だったことを知り、
この上なくゾッとしたことを覚えています。
人間不信に陥った私は、ゴタゴタしつつもなんとか退職しました。
いまはもう人並みに働けるまで回復しましたが、
たまに、メディアで元職場の話題を耳にすると手が震えパニックで涙が出ます。
びぶりん
女性/36歳/東京都/会社員
2018-07-17 15:41