エリーVSモスキート ~トイレットの戦~
それは唐突のことだった。
…いや、オスイッコをもよおしたことではない。
炎天下の下で脱水になるのを避けるため、水分を摂りすぎたことで、もよおすだろうことはある程度予測できていた。
オスウィッコをもよおした私が、公園のトイレに行き、用をたす…。
ここまでは私の描いたプラン通りにことは運んでいたはずだ。
私の予測しなかった唐突な出来事…それは、モスキートの登場だった。
扉などない吹き抜けのトイレ、そこに奴は、やってきた。
便器の前から身動きのとれない私を嘲笑うかのように、奴は悠々と飛んできた。
(やめろ!来るな!)
私はトゥインクルを保持し、便器からオスイッコがはみ出さないように身をよじった。
身をよじり、かつ息を吹き掛けることで奴を回避しようと試みた。
奴は突如吹き下ろされた強風にたじろいだ…ように見えた。
がしかし、ここで攻撃の手を弛める訳にはいかない。
私は口腔内に唾液をためようとした…が、驚きからか唾液がわいてこない…。
そして、奴は私の視界から忽然と姿を消したのだ…。
レスへつづく
エリーマイラヴ
男性/46歳/東京都/総帥(so sweet)
2018-07-26 22:51