背筋が凍りました案件
本部長&美声秘書お疲れ様です。
この話を書くにあたってもしはんこがいただけたらお願いがあります。絶対に匿名です‼️命に関わります‼️ということで、
かれこれ10年程前です。当時百貨店のいわゆるデパ地下で働いていました。丁度中元時期でした。外は蒸し暑くなっているにも関わらず黒のスーツをバリッと着た細身の男性が桐箱いりのスモークサーモン(1万5千円)を数十個お買い上げになりました。御中元として日本各地に配送の手配をされました。ここでひとつミスをしていました。何の違和感もなくリッチな方だな~とちょっとウキウキしながら売り上げを考えていました。当時でもなかなか売れない桐箱いりのスモークサーモン
。それを数十個お買い上げ?それも個人名です。ちょっと考えれば誰だろうと詮索したくなりますが、当時は、売り上げの事を考えてそれどころではありませんでした。因みに送り先もすべて個人名。うちにも送ってくれないかな~なんて思って接客していました。送り先はリスト化されていて。配送手配が終わったら必ず廃棄するように約束させられました。ちょっと変わってるなと思いましたが、つつがなく手配が終わり無事配達終了となりました。が、そのあと地獄が待っていました。一人のお客様から丁寧に問い合わせがあり、このスモークサーモンは、確かにうちに贈るように依頼があったかというものでした。もちろんハッキリと御依頼主の名前を確認してからお返事をしました。するとその数時間後地獄からの電話がありました。「店長を待たせとけ」とだけ言って切れた電話。その数分後7~8人の立派な業界の方々が無表情で乗り込んで来ました。館内警備員総出で周りをガードし、他のお客様にわからないように応接室にお通ししました。そこで初めて話を聞くと、「うちになんぞ恨みでも有るんか?返事によってはタマの取り合いじゃ‼️と静かにしかしリンとした声で言われました。我々は意味がわからず「何の事でしょうか?」とビビりながら聞くと、「主ら、全国の親分衆に刃物をおくりよったやろう!❗️」とおっしゃいました。???としているとスモークサーモンにサーフモンナイフがサービスで付いていることを思い出しました。ギフト売り場には桐箱いりのスモークサーモンのみが展示してあり、ナイフは入っていません。
お怒りの理由が解り、今度はこちらがてんやわんやです。説明不足は明らかです。次へ
くうとちびは愛犬
男性/62歳/東京都/自営・自由業
2018-08-01 03:01