案件

皆さまお疲れ様です！
怪談じゃない背筋がゾッとした話。
忘れもしません、春先の通勤電車の中のことです。
満員電車の中で座っていた私の前には、どこにでもいるサラリーマンの男性。
いつも通りスマホをいじってましたが、視界の端を何かがフッと横切りました。
なんだろうと顔を上げても、つり革につかまる男性がいるだけ。
気のせいかと思いましたが、男性のワイシャツを大きなGが横切って行きました。
一瞬で固まった私ですが、その間もカサカサカサカサ男性の身体を右へ左へ行ったり来たり。
悲鳴をあげたら車両内がパニックになる！と思い、必死の思いで悲鳴を堪えて、男性からできるだけ身体を離しながら隣の車両に移動しました。
あのあと何の騒ぎも起きなかったから、誰も気づかなかったのかな。

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