おはようございます
朝早くから落語を一隻。
若い者たち数人でお酒を飲もうと言う話になり、1人の男の部屋で酒を酌み交わしていました。
すると1人の男が遅れてやって来ました。
その男は
「今、そこで蛇を見たんだ!俺は蛇がダメなんだ」
と言いました。そうして話はそれぞれの苦手なものに、、、。
ある人間は毛虫が、ある人間はゴキブリが、ある人間はミミズが、と言うようにそれぞれ苦手なものを言いました。
しかし、ある1人の男が、
「俺は蛇だろうと毛虫だろうとミミズだろうと何も怖くない!」
と息巻いてました。
しかしその男が、
「あ、一つだけ怖いものがあった。それは、『まんじゅう』だ。ああ、まんじゅうの話をしてたら、気分悪くなってきた。ちょっと隣の部屋で寝てる」と。
そして他の人間たちは話しました。
「苦手なものがまんじゅうだってよ。ちょっとアイツにいたずらしようぜ。ヤツの寝てる周りに大量のまんじゅうを置いてやろう」
そして、まんじゅうが苦手と言う男が寝てる布団の周りに大量のまんじゅうを用意。
男は何も知らないまま目覚めます。
「ふああ、よく寝たあ、ん?なんだこれは!まんじゅうじゃないか」
しめしめ、と言ってた周りの人間たちの思惑通り、男は「怖いよー、まんじゅう怖いよー」
と言いました。
しかし、男はまんじゅうをムシャムシャと食べ始めました。しかも、とても美味しそうに。
周りの人間たちは、
「てめえ、騙しやがったな!本当は何が怖いんだ!」
と言うと男は言いました。
「次は渋いお茶が怖い!」
古典落語「まんじゅう怖い」。
大体こんな感じのストーリーです(^^)
けいごん
男性/42歳/神奈川県/フーテン
2018-08-02 06:38