社員掲示板

終戦の日

私のおじいちゃんは亡くなる前、二人でいるとき、よく満州の話をしてくれました。
ろくにキレイな水もなくて、飲んじゃだめだって言われてた水を飲んで何日も苦しんだとか、死に物狂いで歩き続けたとか。
 
私の小学校の地域は、空襲をもろに受けた地域で、学校の裏庭は、怪我人を救護する場所として使われていたらしいです。
きっとたくさんの人がここで亡くなったんだろうということで、幽霊が出るとかなんとか言って騒いだ記憶があります。今思えば亡くなった方にとても失礼なことですね。
そんな地域だったので、空襲の劇をやらされたり、戦争の授業がありました。
死体の山の写真も見たし、爆弾の破片が刺さって大きく穴が空いて血の滲んでいる少年用の服も見せられました。

とにかく戦争の話題は当時は怖くて大変苦しかったです。

あのとき立ち向かった人たちがいたから、今があると思わなくてはいけないと思います。
今が幸せに暮らせること、無駄がありふれた平和なこの時代を生きられるのは、必死に日本のために戦った人がいたからだと考えたら、あの頃の人たちの気持ちが少しは報われるのかなとか想ったり。

事実がこうだとか、どの国がいいとか悪いとか、そんなの置いといて、
敵国の兵にも家族はいたろうし、恋人もいたと思う。
同じ人間。今と同じ、自分と同じように、家族や友人、大切な人とただ毎日暮らしていたことは変わりないんだなー。

今日みたいな日は、年に一度くらい、苦しいことにも向き合うようにしていこうと思います。
空の上のたくさんの人が安らかにいられますように。あの時代のことを心に留めておける人が増えますように。

犬のルイ

女性/27歳/東京都/会社員
2018-08-15 17:08

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